パリ五輪日本代表佐藤恵允(さとうけいん)選手が独1部ブレーメンからFC東京に完全移籍!

FC東京が、ドイツ1部リーグのブレーメンに所属するFW佐藤恵允選手の完全移籍での獲得を確実にしました。1月27日時点でクラブ間交渉は最終段階にあり、近日中に正式発表される見込みです。移籍が決まり次第、佐藤選手はキャンプに合流する予定です。

FC東京、独1部ブレーメン所属の佐藤恵允選手を完全移籍で獲得!

この度、FC東京がドイツ・ブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンに所属していたFW佐藤恵允選手を完全移籍で獲得することが確実となりました。

複数の関係者からの情報によりますと、クラブ間交渉は大詰めを迎えており、近日中にも正式発表が行われる見込みです。

加入決定後、佐藤選手はチームの2月1日までの沖縄・糸満キャンプに合流する予定とのことです。この移籍は、FC東京の攻撃力強化に大きく貢献することが期待されます。

佐藤選手のユニークな経歴とプレースタイル

佐藤選手は、コロンビア人の父親と日本人の母親を持つハーフで、東京都世田谷区出身です。

5歳からサッカーを始め、実践学園高校を経て明治大学に進学。

大学時代には背番号10番を背負い、チームの中心選手として活躍しました。2021年10月にはU-22日本代表に初選出されるなど、早くからその才能を発揮していました。

特筆すべきは、2023年夏に大学のサッカー部を退部し、Jリーグを経由せずにドイツへと渡ったことです。

ヴェルダー・ブレーメンでは主にセカンドチーム(U-23)でプレーし、今季はドイツ4部リーグで19試合に出場、1得点3アシストを記録しました。

また、昨夏のパリ五輪では全4試合に出場し、日本のベスト8進出に大きく貢献。

一次リーグのイスラエル戦では決勝点のアシストを記録するなど、重要な場面で存在感を示しました。

FC東京の首脳陣は、佐藤選手の大学時代からその強靭なフィジカルとハードワークを武器にするプレースタイルを高く評価していました。

開幕前に右ウイングの補強をポイントに挙げていたFC東京にとって、前線ならどこでもプレーが可能な佐藤選手はまさに理想的な補強と言えるでしょう。

Jリーグ初挑戦への決意と今後の展望

佐藤選手には今冬、ヨーロッパの他のクラブからもオファーがあったようですが、FC東京からの熱心なラブコールを受け、自身初となるJリーグでのプレーを決断しました。

明治大学時代に共にプレーしたDF岡哲平選手をはじめ、多くの知人が在籍するFC東京で、日本代表入りを目指します。

また、佐藤選手は人気アイドルグループ「SixTONES」のジェシーさんのいとこであることも知られています。

新監督の下、攻撃サッカーで巻き返しを図るFC東京

昨季7位に終わったFC東京は、今シーズンから前新潟アルビレックスの松橋力蔵氏を新監督に迎え、チームの再建を図っています。

得点力の高いFWマルセロ・ヒアン選手に加え、突破力のある佐藤選手の加入は、攻撃サッカーを掲げるチームにとって大きなプラス要素となるでしょう。

佐藤選手の加入により、FC東京の攻撃陣はさらに厚みを増し、今シーズンの活躍がますます期待されます。

彼の持ち前のスピードとテクニック、そして献身的なプレーで、FC東京のサポーターを魅了してくれることでしょう。今後の佐藤選手の活躍から目が離せません。

佐藤恵允(さとうけいん)選手のプロフィールと経歴

プロフィール

  • ポジション:FW
  • 生年月日:2001年7月11日
  • 出身地:東京都世田谷区
  • 身長/体重:178cm/75kg
  • 利き足:右

経歴

所属

バディーSC→実践学園高→明治大→ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)

代表歴

  • 2024年:U-23日本代表(パリ五輪メンバー)
  • 2023年:U-22日本代表
  • 2022年:U-21日本代表
  • 2021年:U-20日本代表候補

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