クリスタルパレス鎌田大地選手のプロフィール
- 生年月日: 1996年8月5日
- 出身地: 愛媛県
- 出身高校: 東山高校(京都)
- ポジション: ミッドフィールダー(MF)
- 所属チーム: クリスタル・パレス(イングランド)
- 身長: 180cm
- 体重: 72kg
- 日本代表背番号: 15 クリスタルパレス背番号:18
鎌田大地選手の経歴
幼少期
鎌田選手は、1996年8月5日に愛媛県で生まれました。幼少期からサッカーに親しみ、その才能を早くから発揮していました。
小学生時代
小学生時代には、地元のキッズFCに所属し、基礎技術を磨きました。この時期に培ったボールコントロールやパスセンスが、後のプレースタイルの基盤となりました。
中学生時代
中学進学後、ガンバ大阪ジュニアユースに加入しました。しかし、ユースチームへの昇格は果たせず、さらなる成長を求めて新たな環境を模索することとなりました。
高校時代
京都の東山高校に進学し、サッカー部でプレーしました。高校時代には、攻撃的ミッドフィールダーとしてチームの中心選手となり、全国大会でも活躍しました。この活躍が評価され、プロクラブからの注目を集めるようになりました。
Jリーグ時代
2015年、サガン鳥栖に加入し、プロキャリアをスタートさせました。ルーキーイヤーから21試合に出場し、3ゴールを記録するなど、若手ながらチームの主力として活躍しました。その後も安定したパフォーマンスを続け、日本代表への道を切り開きました。
海外移籍後の活躍
2017年6月、ドイツのアイントラハト・フランクフルトへ移籍しましたが、当初は出場機会に恵まれませんでした。翌シーズン、ベルギーのシント=トロイデンVVへレンタル移籍し、得点を量産することで評価を高めました。2019-2020シーズンからフランクフルトに復帰し、2021-2022シーズンにはヨーロッパリーグ優勝に貢献しました。2023年8月、イタリアのラツィオへ移籍し、シーズン後半には監督交代もあり、チームの中心選手として活躍しました。2024年7月には、イングランドのクリスタル・パレスへ移籍し、恩師であるオリヴァー・グラスナー監督の下、プレミアリーグ初挑戦に臨んでいます。
日本代表での活躍
2019年3月22日のコロンビア戦で日本代表に初招集され、同月の国際親善試合でデビューを果たしました。その後、持ち前の攻撃センスと高い技術力で代表チームに定着し、重要な役割を担うようになりました。2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会では、この大会全試合に出場し、グループステージ初戦のドイツ戦ではトップの走行距離を記録し、第3戦のスペイン戦でも日本代表の最長走行距離、最多スプリント数、最多プレス回数を記録するなどチームのベスト16進出に貢献しました。2023年以降も、アジアカップやワールドカップ予選などの公式戦で活躍し、代表チームの中心選手として存在感を示しています。
鎌田選手のこれまでの歩みは、常に挑戦と成長の連続であり、そのプレースタイルや実績は多くのファンや専門家から高く評価されています。
鎌田大地選手のプレースタイルの特徴
鎌田大地選手は、日本代表や欧州クラブで活躍するトッププレイヤーであり、そのプレースタイルは多くのサッカーファンを魅了しています。彼の特徴的なプレーを4つの観点から詳しく解説します。
タッチの細かいドリブル
鎌田選手の最大の武器の一つは、タッチの細かいドリブルです。ディフェンダーにとって最も対応が難しいこのドリブルは、緻密な技術と状況判断によって支えられています。相手ディフェンスの動きを観察し、ボールの置き所やかわすタイミングを精密に計算したプレーは、見る者を驚かせるものです。
特に注目すべきは、仕掛けるドリブルだけでなくボールキープ能力にも優れている点です。相手にプレッシャーをかけられてもボールを失わず、味方が次のプレーをするための時間を作れることは、攻守のバランスを保つうえで非常に重要です。こうしたドリブルは、攻撃だけでなく守備時のチームの安定にも大きく貢献しています。
視野の広さと的確な判断力
鎌田選手のプレーを特徴づけるもう一つの要素は、その広い視野と卓越した判断力です。彼はピッチ全体を見渡しながら、最適なパスコースやスペースを探し出します。その結果、ワンタッチプレーや決定的なラストパスでチャンスを生み出すシーンが多く見られます。
数字にもその特徴が表れており、フランクフルト在籍時には公式戦で33アシストを記録。味方の動きと状況を瞬時に把握する能力が、こうした結果を生んでいます。この広い視野があるからこそ、チーム全体に落ち着きを与え、攻撃の起点として重要な役割を果たしています。
フォワード並みの得点力
MF登録でありながら、フォワードに匹敵する得点力を持つ鎌田選手は、まさに「超攻撃的MF」と言える存在です。シント=トロイデン時代に公式戦36試合16得点を記録して自信をつけた彼は、その後も安定して得点を量産。特にフランクフルトでは複数のシーズンで二桁得点を記録し、重要な場面でのゴールでチームを救ってきました。
ゴール前で冷静にボールを捌き、正確なシュートを打ち込む姿は、彼の高いメンタルと技術力を象徴しています。得点ランキング上位に名を連ねることも多い彼の得点力は、チームにとって大きな武器となっています。
豊富な運動量と献身性
攻撃的な選手でありながら、鎌田選手は守備でも高い貢献度を誇ります。その背景には、Jリーグ時代に全選手中トップの平均走行距離を記録した豊富な運動量があります。試合中は攻守に渡ってピッチを駆け回り、時には自陣深くまで戻って守備をこなす献身的なプレーが光ります。
運動量と強さを武器に、攻撃と守備を両立させるプレースタイルは、彼をチームに欠かせない存在にしています。これらの特徴が組み合わさることで、鎌田選手はどんな状況でも高いパフォーマンスを発揮できる万能型の選手と言えるでしょう。
鎌田大地選手の年俸推移と市場価値推移(推定)
クリスタル・パレス所鎌田大地選手属の鎌田大地選手は、チームで最高額の年俸を受け取っています。推定年俸は649.7万ユーロ(約10億4000万円)とされています。
鎌田選手は2022-23シーズン終了後、アイントラハト・フランクフルトとの契約が満了し、フリーでラツィオに加入しました。ラツィオでは2023-24シーズン開幕時点で、チーム内で5番目に高い385万ユーロ(約6.1億円)の年俸を受け取っていましたが、定位置の確保には苦しんでいました。しかし、シーズン途中に監督がマウリツィオ・サッリ氏からイゴール・トゥドール氏に交代すると、レギュラーポジションを掴みました。それでもクラブから提示された契約延長オファーには応じず、プレミアリーグで新たな挑戦を選択しました。
クリスタル・パレスの監督はオリバー・グラスナー氏で、鎌田選手にとってはフランクフルト時代の恩師でもあります。この関係性も、今回の移籍に大きな影響を与えたと考えられます。
「transfermarkt」(注※)による鎌田選手の市場価値は、2023年6月時点では2700万ユーロ(約43.2億円)とされていましたが、現在は1800万ユーロ(約28.8億円)に下がっています。ラツィオでのプレーが市場価値の低下につながったものの、クリスタル・パレスはより好条件で鎌田選手を獲得した形となっています。
(※「transfermarkt」(トランスファーマルクト)とは、サッカーに関する情報やデータを提供するドイツのウェブサイトです。サッカーの移籍ニュース、スコア、結果、統計、市場価値、噂など、さまざまな情報が掲載されています。
年度 | チーム | 年俸 |
---|---|---|
2015年 | サガン鳥栖 | 360万円 |
2016年 | サガン鳥栖 | 480万円 |
2017年 | フランクフルト(ドイツ) | 7000万円 |
2018年 | シントトロイデン(ベルギー)(レンタル移籍) | 7000万円 |
2019年 | フランクフルト(ドイツ) | 7000万円 |
2020年 | フランクフルト(ドイツ) | 3億2000万円 |
2021年 | フランクフルト(ドイツ) | 3億2000万円 |
2022年 | フランクフルト(ドイツ) | 3億2000万円 |
2023年 | ラツィオ(イタリア) | 6億1000万円 |
2024年 | クリスタルパレス(イングランド) | 10億4000万円 |
年度 | チーム | 市場価値 |
---|---|---|
2022年 | フランクフルト(ドイツ) | 48億円 |
2023年 | ラツィオ(イタリア) | 43億2000万円 |
2024年 | クリスタルパレス(イングランド) | 28億8000万円 |
鎌田大地選手の結婚相手のお嫁さんはどんな人?
鎌田大地選手のお嫁さんは一般の方で、職業などは明かされていませんが、年齢は鎌田選手と同い年です。結婚当初は、一般人としてのプライバシー保護のため、名前や顔写真は公開されませんでした。しかし、鎌田選手の移籍セレモニーに出席したことで注目を集めることとなりました。
ネット上では「鎌田大地の嫁かわいい!美人」といった声が多く上がり、話題となりました。鎌田選手の鳥栖退団セレモニーの動画が投稿され、写真だけでも十分に魅力的でしたが、動画ではさらにその可愛さが際立っていました。
彼女の名前は鎌田安莉紗さんです。 鎌田安莉紗さんが初めてメディアに登場したのは、鎌田選手がフランクフルトへの移籍が決まり、サガン鳥栖の退団セレモニーに出席した際でした。一般の女性でありながら、「かわいすぎる嫁」としてメディアで話題となり、その美しい容姿はまるで芸能人のようだと評されました。
鎌田選手と安莉紗さんは2017年5月23日に結婚。当時、2人とも20歳という若さでした。結婚当時、鎌田選手は自身のInstagramで以下のように綴っています。
「私事ではありますが、5月23日に入籍しました。彼女は僕と同い年です。まだ21歳と若いのに、自分の夢よりも僕の夢を一緒に追い、支えてくれることを決断してくれました。本当に感謝です。感謝の気持ちを忘れず、彼女を幸せにできるよう頑張ります!これからも目標を持ち、自分らしく自分を信じて頑張ります!これからは夫婦共々応援よろしくお願いします!子供はいません!」
結婚からしばらく経った後、子供の話題も出ましたが、鎌田夫妻は当時まだ子供はいないと明言していました。しかし、2018年に第一子が誕生したことが明らかになりました。
それまで、安莉紗さんは鎌田選手のサッカー選手としてのキャリアを支えるため、自身の夢を一時的に保留し、家庭を支えることに専念していたそうです。 鎌田選手は私生活でも充実した家庭を築き、鎌田夫妻は幸せな日々を送っている様子を自身のInstagramなどで公開しています。
鎌田選手と安莉紗さんの結婚は若干の驚きをもたらしましたが、その美しい容姿と彼らの幸せそうな姿は多くの人々を魅了しています。
サッカー選手と言えば、アナウンサーや女優などメディア関係の方と結婚される方が多いイメージですが、鎌田選手はどのようにして安莉紗さんと出会ったのでしょうか?
鎌田選手と安莉紗さんは中学校の同級生で、中学校から交際していたようです。具体的にいつから交際に発展したのか、どちらからアプローチしたのかは不明ですが、学生時代から交際を続けていたとすれば、漫画に出てくるような恋で鎌田夫妻はどちらも非常に一途で素敵です。
アスリートは寄ってくる女性も多くモテるイメージがありますが、鎌田選手は学生時代から安莉紗さん一筋だったようです。それほど優秀で魅力的な方なのかもしれません。
2017年5月25日に結婚したことを自身のSNSを通じて報告しました。20歳という若さで結婚し、サッカー選手である夫を支えるという決断をしたのは素晴らしいことです。 アスリートは栄養面や精神面でのサポートなども大変だと思いますが、若くして海外で生活を送っている鎌田選手にとって、安莉紗さんの存在は精神面で大きな支えとなっていることでしょう。
鎌田選手が日本代表に選出されたのは、陰で支える奥様の力が大きいに違いありません。 鎌田選手は自身のX(旧Twitter)で以下のように発表しています。
「彼女は僕と同い年で若いのに自分の夢よりも僕の夢を一緒に追い、支えくれることを決断してくれました!感謝の気持ちを忘れずに彼女を幸せにできるように頑張ります!これからも目標はブラさずに頑張りますので夫婦共々応援よろしくお願いします!」
安莉紗さんも非常に若い年齢で結婚し、鎌田選手を選手の妻としてサポートしているのは本当に素晴らしいことです。プロのアスリートは生活のほとんどを筋トレ、練習、食事、睡眠などに費やすため、安莉紗さんが全てにおいてサポートしているようです。
鎌田選手と安莉紗さんの間には子供が1人います。2018年に男の子が誕生しており、目元が安莉紗さんに似ているそうです。美形な男の子に違いありません。 鎌田選手のInstagramには度々子供とのツーショットが投稿されており、溺愛している様子がうかがえます。また、鎌田選手はオフの時間のほとんどを子供と過ごすほど、自分の子供が好きだそうです。
鎌田大地選手の移籍のこれまでの経緯
鎌田大地選手は2017年にJ1のサガン鳥栖からドイツ1部のアイントラハト・フランクフルトへ移籍しました。
その後、ベルギー1部のシントトロイデンへの期限付き移籍を経て飛躍を遂げました。
2021年夏には移籍金1630万ユーロ(約26億円)でプレミアリーグのクリスタル・パレスに加入しましたが、2023年夏にセリエAのラツィオに移籍。しかし、契約延長の交渉は決裂し、日本代表の合宿中にラツィオを離れる意思を明言しました。
移籍情報に精通するイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、鎌田選手はクリスタル・パレスと2年契約を締結し、メディカルチェックを完了。そして、2024年7月1日にクリスタル・パレスFCへの完全移籍加入が正式に発表されました。
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