2025年2月4日に日本サッカー協会(JFA)は「第105回天皇杯」の大会日程を発表しました。この記事では日程の要旨と大会の概要についてまとめました。
2025年の「天皇杯」の日程が決定
日本サッカーの頂点を決める「天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会」の大会日程が発表されました。
第105回大会は2025年5月24日(土)、25日(日)に開幕し、決勝戦は11月22日(土)に行われます。
今大会も全国から集まる88チームが、日本一の座を目指して熱戦を繰り広げます。
浦和レッズはラウンド16から出場
注目すべき点として、浦和レッズが6月15日(日)から7月14日(月)にアメリカで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025に出場するため、天皇杯にはラウンド16(4回戦)から参戦します。
これに伴い、2024年J2リーグ15〜17位(水戸ホーリーホック、大分トリニータ、愛媛FC)およびJ3リーグ1〜3位(RB大宮アルディージャ、FC今治、カターレ富山)のチームは1回戦からの出場となります。
アマチュアシードには東洋大学が選出
アマチュアシード枠には、全日本大学サッカー連盟から東洋大学が選出されました。
東洋大学にとっては初出場となり、その健闘が期待されます。
大会日程
1回戦
5月24日(土)、25日(日)【予備日:5月28日(水)】
参加チーム:
- 2024年J2リーグ15〜17位(水戸ホーリーホック、大分トリニータ、愛媛FC)、 2024年J3リーグ1〜3位(RB大宮アルディージャ、FC今治、カターレ富山)
- アマチュアシード(東洋大学)
- 都道府県代表チーム
2回戦
- 6月11日(水)【予備日:6月18日(水)】
- J1、J2チームが出場(浦和レッズと1回戦出場の6チームを除く)
3回戦
7月16日(水)【予備日:7月23日(水)】
ラウンド16(4回戦)
- 8月6日(水)【予備日:8月13日(水)】
- 浦和レッズが出場
準々決勝
8月27日(水)【予備日:9月10日(水)】
準決勝
11月16日(日)
決勝
11月22日(土)
大会方式と出場チーム
大会はノックアウト方式で行われ、88チームが参加します。
- J1リーグ: 20チーム(浦和レッズはラウンド16から出場)
- J2リーグ: 20チーム(15〜17位の3チームは1回戦から出場)
- J3リーグ: 上位3チーム(1回戦から出場)
- アマチュアシード: 東洋大学(初出場)
- 都道府県代表: 47チーム
天皇杯の歴史と概要
天皇杯は1921年に設立され、日本サッカーの歴史と伝統を象徴する大会です。
優勝チームにはAFCチャンピオンズリーグ2への出場権が与えられます。
前回大会ではヴィッセル神戸が2度目の優勝を果たしました。
最多優勝記録は浦和レッズと慶應BRBが8回で並んでいます。
大会の主催・協賛・優勝賞金
主催
公益財団法人日本サッカー協会、公益社団法人日本プロサッカーリーグ
共催
NHK、共同通信社、各開催会場の都道府県に所在する共同通信加盟新聞社
主管
都道府県サッカー協会
特別協賛
SCOグループ
協賛
- JFAオフィシャルパートナー: キリンホールディングス
- JFAオフィシャルサプライヤー: アディダスジャパン
- JFAコンペディションパートナー: モルテン、ニチバン、トヨタ自動車
賞金
- 優勝: 1億5000万円
- 準優勝: 5000万円
- 第3位: 2000万円
日本サッカーの頂点を決める天皇杯。各チームの熱戦と、アマチュアからプロまでの多彩な顔ぶれが織り成すドラマに期待が高まります。
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