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セレッソ大阪・北野颯太選手がザルツブルクへ完全移籍!プレースタイル・プロフィール・経歴は?

セレッソ大阪のFW北野颯太選手が、オーストリアの強豪FCレッドブル・ザルツブルクへ完全移籍することが正式に発表されました。この記事ではその内容とともにプレースタイル・プロフィール・経歴などについて記しています。

セレッソ大阪から世界へ

セレッソ大阪の若き至宝、FW北野颯太選手が、オーストリアの強豪クラブ、FCレッドブル・ザルツブルクへの完全移籍を果たしました。契約期間は2029年6月末までで、背番号は「8」に決定。すでにクラブを離れ、現地での合流に向けて準備を進めています。

北野選手は和歌山県出身で、C大阪のエリートクラスからアカデミーを経てトップチームへと昇格。わずか16歳で公式戦デビューを飾ると、プロ4年目となる今季はJ1リーグで19試合に出場し、4ゴール4アシストとチームの攻撃を牽引してきました。

クラブW杯に挑むザルツブルクへ

新天地となるザルツブルクは、欧州屈指の育成型クラブとして知られ、今月開催されるクラブワールドカップにも参戦予定です。大会ではパチューカ、アル・ヒラル、レアル・マドリーといった強豪と対戦予定。北野選手も早速トレーニングに参加し、この大舞台での出場が期待されています。

クラブのスポーツディレクターであるルーヴェン・シュローダー氏は、北野選手を長期間にわたってスカウティングしていたことを明かし、その才能を次のように絶賛しました。

「彼は非常に創造的で決断力があり、高いワークレートを持つ真のチームプレーヤーです。両足を使いこなし、センターフォワードを含むあらゆる攻撃ポジションをこなせる。まさに我々のクラブの哲学に合致する選手です」

(Xより引用)

プレースタイルと成長

北野選手の魅力は、何といってもそのスピードとドリブルです。細かく、なおかつ意表を突く“股抜き”や、相手ディフェンダーよりも半歩早くターンできる技術は圧巻。フットサルで培ったテクニックも活かしながら、チャンスメイクと得点に関わる攻撃的MF・FWとして活躍しています。

また、香川真司選手の若き頃を彷彿とさせる「キレ」や、ロシアW杯時代のようなリンクマン的なプレーでも注目されており、攻守を繋ぐ中盤の潤滑油としても存在感を発揮しています。

さらに、2024年にはオランダ1部・アルメレ・シティでの短期留学も経験。貪欲に挑戦を重ね、失敗を恐れず前に進む姿勢を身につけて帰国後は先発に定着しました。この海外経験が、今回の移籍への大きな後押しとなったことは間違いありません。

世界が注目するデータ

国際スポーツ研究機関『CIES』が発表したデータによると、北野選手は世界55リーグでプレーする23歳以下の攻撃的MFの中で、ファイナルサードでのパス数とパス受け数で“世界9位”にランクイン。これは、チャンスの「出し手」と「受け手」の両方を高いレベルでこなせることを示しており、プレーの完成度の高さを証明する指標と言えるでしょう。

日本人6人目のザルツブルク所属選手

北野選手は、ザルツブルクに在籍する6人目の日本人選手となります。これまでに三都主アレサンドロ氏、宮本恒靖氏、南野拓実選手(現モナコ)、奥川雅也選手(現京都)、そして昨夏から在籍する川村拓夢選手がプレーしており、日本人選手との相性の良さも感じさせます。

北野選手は川村選手とまだ面識がないものの、「移籍が決まった時点で連絡を取りました。一緒にプレーするのが楽しみです」と語っており、新たなチームメイトとの共闘にも期待がかかります。

北野選手のコメント

北野選手は、ザルツブルクとセレッソ大阪の公式サイトを通じて、新天地での意気込みと古巣への感謝を語っています。

「FCレッドブル・ザルツブルクでの僕の最大の目標は、チームでタイトルを獲ることと、選手として、人間として成長すること。チームメイトの川村拓夢選手とはまだ会ったことがないですが、ここに移籍することが決まった時点で彼に連絡を取り、一緒にプレーする時間を楽しみにしていると伝えました。僕のプレーは、守りにくいエリアに入っていくこと。ゴールもアシストもできる選手だと思っています」と、自身のプレースタイルと目標を明確にしています。

そして、セレッソ大阪のファン・サポーターへ向けては、「ザルツブルクに移籍することになりました。僕の思いはホームゲームで皆さんに伝えたことが全てです。セレッソ大阪で出会えた全ての方に感謝しています。恩返しができるように頑張ってきます! 約10年間ありがとうございました!!」と、感謝の気持ちを伝えています。

このように、北野選手のコメントからは、環境が変わっても「感謝」と「成長」を軸に挑戦を続けようとする姿勢がうかがえます。クラブワールドカップという大舞台を目前に控える中での移籍には不安もあるはずですが、それ以上に大きな希望と覚悟を胸に秘めているようです。

欧州の舞台で爪痕を

若くしてセレッソ大阪でキャリアを築き、国内外で結果を出してきた北野選手。今後は、クラブワールドカップを皮切りに欧州の舞台でどれだけの爪痕を残せるかに注目が集まります。

「ザルツブルクでの最大の目標は、チームでタイトルを獲ること。そして、選手として、人間として成長することです」と語る北野選手の挑戦は、まさにこれからが本番。香川真司選手、南野拓実選手と続く“C大阪→欧州スター”の系譜に、彼の名が加わる日も遠くないかもしれません。

北野 颯太(きたの そうた)選手のプロフィールと経歴

プロフィール

  • 生年月日:2004年8月13日
  • ポジション:FW
  • 身長/体重:172cm/60kg
  • 出身地:和歌山県

経歴

所属

セレッソ大阪エリートクラス岸和田コース→アルテリーヴォ湯浅→セレッソ大阪U-15→セレッソ大阪U-18→セレッソ大阪(2種登録)→セレッソ大阪

受賞歴

2022JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞

代表歴

U-15日本代表、U-16日本代表、U-17日本代表、U-19日本代表、U-20日本代表

出場記録(通算)[2025年6月9日現在]

  • J3 8試合/0得点
  • J1 68試合/8得点
  • カップ戦 19試合/3得点
  • 天皇杯 4試合/2得点

(Xより引用)

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