オランダ・エールディヴィジ第17節が22日に行われ、NECに所属する日本代表FW小川航基が今季公式戦8ゴール目を記録しました。リーグ戦では厳しい戦いが続くNECですが、小川はヴィレムII戦で貴重な同点ゴールを決め、存在感を発揮しました。左サイドからのクロスに反応し、こぼれ球を押し込む冷静なプレーでネットを揺らしました。試合はその後、ヴィレムIIに3点を奪われ1-4で敗北しましたが、日本人選手たちの奮闘が光る一戦となりました。
NECの小川航基が公式戦8ゴール目を達成
NECに所属する日本代表FW小川航基が今季公式戦8ゴール目を記録しました。日本代表でも活躍する小川が、オランダの舞台でまた一つ結果を残しました。
NEC、苦しい戦いの中で光る小川の得点力
NECはここまで16試合を消化し、5勝2分9敗で勝ち点「17」を積み上げています。チームは低迷が続く中、日本人選手たちが奮闘しています。この試合でも佐野航大と小川が揃って先発出場し、塩貝健人はベンチスタートとなりました。
試合は開始20分、ヴィレムIIがオウンゴールで先制し、NECは厳しい状況に立たされます。しかし、直後の24分に小川が得点を決め、チームを勢いづけました。
小川、混戦を制して貴重な同点弾を決める
24分、左サイドでボールを受けたトーマス・ウーワイアンが左足でアウトスイングのクロスを供給しました。ゴール前に待ち構えていたヴィトー・ファン・クローイがヘディングで狙いますが、相手GKに阻まれてしまいます。しかし、そのこぼれ球に小川が素早く反応しました。ゴール前の混戦を制し、冷静に押し込んでネットを揺らしました。この一撃でNECは同点に追いつきました。
苦しい試合展開、チームは6試合未勝利に
同点に追いついたNECでしたが、その後の守備が崩れ、ヴィレムIIに3点を追加されます。最終スコアは4-1で敗北となり、NECは6試合未勝利という厳しい状況が続いています。攻守にわたる課題が浮き彫りとなる試合でした。
日本人選手たちの奮闘
この試合では、小川がフル出場し、公式戦8ゴール目を記録しました。佐野航大も64分までプレーし、攻撃に貢献しました。また、塩貝健人は80分から途中出場し、短い時間ながらも存在感を示しました。3人の日本人選手が揃ってピッチに立ったことは、NECにとって明るい材料と言えるでしょう。
試合結果
スコア
ヴィレムII 4-1 NEC
得点者
1-0 20分 オウンゴール(ヴィレムII)
1-1 24分 小川航基(NEC)
2-1 33分 ジェレミー・ボキラ(ヴィレムII)
3-1 63分 リンゴ・ミーアフェルト(ヴィレムII)
4-1 86分 ボリス・ランバート(ヴィレムII)
スターティングメンバー
NECナイメヘン
ポジション | 背番号 | 選手名 |
---|---|---|
GK | 22 | ロビン・ローフス |
DF | 4 | イバン・マルケス |
5 | トーマス・ウーワイアン | |
11 | バサル・オナル | |
19 | エレフテロイス・リラジス | |
24 | カルビン・フェルドンク | |
MF | 23 | 佐野 航大 |
32 | フィト・ファンクローイ | |
71 | ディルク・プロペル | |
FW | 7 | ロベルト・ゴンサレス |
18 | 小川 航基 |
ヴィレムⅡ
ポジション | 背番号 | 選手名 |
---|---|---|
GK | 1 | トマ・ディディヨン |
DF | 4 | エリック・スハウテン |
5 | ルナル・シグルゲイルソン | |
30 | ラファエル・ベホウネク | |
33 | トミー・セントイアゴ | |
34 | アミーヌ・ラチカル | |
MF | 8 | イェッセ・ボッシュ |
16 | リンゴ・メールフェルト | |
FW | 7 | ニック・ドーデマン |
17 | パトリック・ヨーステン | |
18 | ジェレミー・ボキラ |
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