2025年2月16日に行われたプレミアリーグ第25節、リヴァプールVSウルバーハンプトンの試合で、リヴァプール所属の日本代表MF遠藤航選手が途中出場ながら「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選ばれ、守備の要としてその存在感を示しました。この記事ではその活躍内容をレポートするとともに活躍の解剖動画も載せています。
遠藤航選手が試合のMVPに
2025年2月16日プレミアリーグ第25節、リヴァプールはウルバーハンプトンを2-1で下し、貴重な勝ち点3を獲得しました。
日本代表MF遠藤航選手はこの試合でクラブ公式の「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選ばれました。後半26分から途中出場ながら、体を張った守備でチームの勝利に大きく貢献しました。
守備固めで投入
リバプールは前半に2点をリードしたものの、後半22分にウルブスのマテウス・クーニャ選手に1点を返され、1点差に詰め寄られました。
その直後、遠藤選手はルイス・ディアス選手に代わってピッチに入り、守備固めの役割を担いました。
遠藤選手は、ウルブスのエースであるクーニャ選手を徹底的にマークし、自由を与えませんでした。
的確なポジショニングと粘り強い守備で、危険なエリアへの侵入を阻止してクーニャ選手の攻撃を封じ込め、チームのピンチを何度も救いました。
70分から出てきてMOMに選ばれる遠藤航すごすぎるな pic.twitter.com/CKxz0s1i6M
— ア ルミン (@cheche_xyz) February 16, 2025
チームメイトも称賛
後半アディショナルタイムには、自陣深くまで猛スピードで戻り、相手の突破を防いでファウルをもらうなど、献身的なプレーを見せました。
このプレーに、アンフィールドのファンからは大きな拍手が送られ、ソボスライ選手、ロバートソン選手、ファンダイク選手、アリソン選手といった各国代表のキャプテンたちも、遠藤選手のプレーを称賛しました。
試合後、遠藤選手は
「試合に出た際にやらなければならなかったことは、失点をしないで2-1のスコアを維持することだった。自分の仕事はできたと思う。相手の10番(クーニャ)は良い選手なのでマンマークで対応する必要があったし、ピッチ上のあらゆる場所に行かなければならなかった」
とコメントし、自身の役割を全うしたことへの手応えを語りました。
リバプール公式が徹底解剖の動画公開
リバプールは、遠藤選手のウルバーハンプトン戦でのプレーを徹底的に分析し、SNSで動画を公開しました。
動画では、遠藤選手の的確なポジショニング、相手エースの封じ込め方など、持ち味が詳しく解説されています。
この動画に対し、現地ファンからは
- 「エンドーは仕事を完璧にやり遂げた」
- 「もっと出場時間を与えてほしい」
といった称賛の声が上がりました。
日本のファンも、
- 「20分の出場でMOMもすごいけど、それをわざわざクラブが工数かけて掘り下げてる。これはちょっと半端ない」
- 「いかに攻撃を封じるかのお手本」
- 「遠藤ガチでエグすぎる日本の誇り」
- 「こうやってみるとすごい選手なのが分かりやすい」
など、興奮と感動の声をSNSに投稿しました。
Wata performance 👏🇯🇵 #LIVWOL pic.twitter.com/ccPHZrXaCt
— Liverpool FC (@LFC) February 18, 2025
出場機会減少もチームに貢献
今シーズン、遠藤選手は出場機会が減少していますが、常にチームの勝利を第一に考え、与えられた役割を全うしています。
「いつも言っているように、僕にできることはチャンスを得た時に自分の存在を示すことであり、ハードワークを続けること。このクラブの一員でいることが幸せだし、自分もこのクラブのためにできることがあると感じている」
と、遠藤選手はチームへの貢献を誓いました。
どんな状況でも、常にベストを尽くす遠藤選手の姿勢は、人としての大きさを物語り、多くの人々に感動を与えています。これからも、リバプールでの遠藤選手の活躍から目が離せません。
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