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日本代表FW町野修斗選手がホルシュタイン・キールからボルシアMGへ移籍!移籍金と契約内容は?

ホルシュタイン・キールに所属していた日本代表FW、町野修斗選手(25)のボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)への移籍が、正式に決定しました。この記事ではその詳細について記載しています。

町野修斗選手のボルシアMGへの移籍が決定!

ホルシュタイン・キールに所属していた日本代表FW町野修斗選手(25)が、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)へ移籍することが、現地複数メディアによって報じられていましたが、メディカルチェックの実施後、7月26日にボルシアMGは正式に獲得したことを発表しました。

ボルシアMGのスポーツディレクター、ローランド・ビルクス氏は「修斗は様々なポジションで起用できる万能型のストライカーで、攻撃の選択肢を豊富に与えてくれる」と、評価しています。

町野選手は、2023年夏に湘南ベルマーレからキールに加入。加入初年度は公式戦33試合で5ゴール6アシストと存在感を示し、クラブのブンデスリーガ1部昇格に大きく貢献しました。そして今季(2024-25シーズン)は、ブンデスリーガ1部初挑戦ながら32試合で11ゴール3アシストを記録し、再び圧倒的な決定力を発揮しました。

クラブは残念ながら1年での2部降格となってしまいましたが、町野選手の活躍ぶりは欧州内外のスカウトの目に焼き付き、プレミアリーグを含む複数クラブが関心を示していた中で、本人はボルシアMGを新天地に選びました。

移籍金は?契約は2029年まで

町野選手はボルシアMGと、2029年6月30日までの長期契約を結びました。移籍金は最大で1000万ユーロ(約17億円)に達するとされ、これはキールにとってクラブ史上最高額の移籍金となります。

ドイツメディア『スカイスポーツ』や『ビルト』によれば、支払いは分割で行われる予定で、675万ユーロ(約11億7000万円)が即時支払われ、残りはパフォーマンスに応じたボーナス(最大325万ユーロ=約5億6000万円)として追加支払いされる仕組みです。例えば、町野選手が公式戦10試合、20試合に出場した際、またボルシアMGがシーズンでトップ10入りや欧州カップ戦出場権獲得などの条件を満たした場合、段階的にボーナスが加算されると報じられています。

さらに、キールは将来的に町野選手が他クラブへ移籍した際の転売益の一部を受け取る権利も保持しており、今回の移籍は同クラブにとって多方面で大きな利益をもたらすものとなりそうです。

(Xより引用)

板倉選手・福田選手とトリオ形成も

ボルシアMGには、すでに日本代表DF板倉滉選手とU-23日本代表FW福田師王選手が在籍しており、町野選手はチームにとって3人目の日本人選手となります。板倉選手が残留した場合、日本人トリオの形成の可能性もあります。その場合、日本代表においても良い連携や相乗効果を生み出すことが期待され、ファンの注目を集めています。

町野選手は横浜F・マリノス、ギラヴァンツ北九州、湘南ベルマーレなどのJクラブを経て欧州挑戦を果たした苦労人。初の海外挑戦となったキールでの1年目から昇格を果たし、2年目には降格という厳しい現実を味わいながらも、自らの力でブンデスリーガ1部の個人残留を勝ち取るという、まさに「はい上がる男」の物語を描いてきました。

プレミアリーグ行きの可能性もドイツ残留へ

町野選手には、今夏の移籍市場でプレミアリーグの複数クラブからも正式な打診があったとされています。特に日本人選手の活躍が増えているイングランドでのプレーは魅力的な選択肢でもありましたが、本人がブンデスリーガでの継続的なプレーを希望したことが今回の選択につながったと伝えられています。

町野選手は、クラブを通じて「ボルシアMGへの移籍を強く望んでいたので、移籍が実現してうれしい。チームのためにできる限りのことをしたい」とコメントしています。

ドイツでの成功体験と、戦術や生活環境への順応、そしてすでに日本人選手が在籍するチームという要素も加味し、町野選手はあえてボルシアMGでの挑戦を選んだ形となりました。

日本代表での再定着とW杯出場へ

町野選手は、カタールW杯の代表メンバー入り後、一時的に日本代表から遠ざかっていた時期もありましたが、2025年3月には再び代表復帰を果たしています。現在はフェイエノールト上田綺世選手、NECナイメヘン小川航基選手、バーミンガム・シティ古橋亨梧選手などとポジションを争う中、今回の移籍は再び代表定着を目指すための大きな一歩と位置づけられます。

ボルシアMGというクラブでの定位置確保、そしてブンデスリーガという高いレベルでの安定した結果が、町野選手にとって次なるワールドカップ出場への鍵となることは間違いありません。

逆境を乗り越え新たな挑戦へ

湘南ベルマーレからホルシュタイン・キールを経て、ついにドイツ1部の名門ボルシアMGへとたどり着いた町野修斗選手。1年での2部降格という苦しい経験を乗り越え、見事に自らのパフォーマンスで1部残留を勝ち取りました。

移籍金は最大1000万ユーロ(約17億円)、契約期間は2029年6月末までと、クラブの期待の高さがうかがえます。板倉選手や福田選手とともに、日本人トリオとして新たな旋風を巻き起こす可能性もあります。今後のボルシアMGでの活躍と、さらなる代表定着に注目です。

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