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日本代表MF伊東純也選手がスタッド・ランスからベルギー1部ゲンク復帰へ!その移籍金は?

日本代表MF伊東純也選手が、ベルギー1部のKRCゲンクへ3年ぶりに復帰する見通しであることが、現地メディアの報道によって明らかになりました。この記事ではその内容について記しています。

伊東純也選手の古巣復帰が決定的

日本代表の快速アタッカー、MF伊東純也選手(32)の去就に注目が集まっています。フランスのスタッド・ランスが2部リーグに降格したことを受け、かねてから移籍の可能性が報じられていましたが、古巣であるベルギー1部リーグのKRCゲンクへの完全移籍が目前に迫っていることが明らかになりました。

複数の現地メディアが報じているところによると、ゲンクはスタッド・ランスに対し、300万ユーロ(日本円で約5億1300万円〜5億1500万円)の移籍金を提示し、クラブ間で合意に達した模様です。また、伊東選手本人ともすでに3年契約で個人合意済みと伝えられています。伊東選手は現地時間5日にメディカルチェックを受ける予定で、これが無事に通過すれば、正式な移籍決定となります。

(Xより引用)

移籍を決めた理由

伊東選手は先日、ガンバ大阪との親善試合後、メディアに対して今夏の移籍を明言しました。「何も決まってないので、どこにいくかは言えないですけど、(チームを)出ることは出るかなと思う」と語り、自身の意思を明らかにしました。

今回の移籍先として、欧州の主要5大リーグへのこだわりがあったものの、下位クラブでは条件が悪くなることも考慮したといいます。32歳という年齢を考慮し、「条件の良いところを選びたい」と率直な胸の内を明かしています。

スタッド・ランスとの契約が残り1年となっていたことや、クラブが2部降格に伴い資金を必要としていることも、今回の移籍を後押しした要因の一つと考えられます。

ゲンクとスタッド・ランスでの活躍

伊東選手にとってゲンクは、キャリアの中でも特別なクラブです。2019年2月にJ1柏レイソルから期限付き移籍で加入し、2020年3月には完全移籍に移行しました。ベルギーでの活躍が認められ、2022年夏にはフランス1部のスタッド・ランスへステップアップを果たしました。

スタッド・ランスでは3シーズンにわたってプレーし、公式戦106試合に出場、13得点18アシストという数字を残しました。しかし、今シーズンはチームが2部へ降格。再び新天地を求めていた中で、3年ぶりに慣れ親しんだゲンクに戻るという選択肢が浮上しました。

新たな舞台でW杯を目指す

ゲンクは1988年に創設されたクラブで、リーグ優勝4度の実績を誇ります。昨シーズンはリーグで3位となり、欧州リーグの出場権を獲得しています。

現在、元ヴィッセル神戸監督のトルステン・フィンク氏が指揮を執っており、今夏には同じく日本人選手であるFW横山歩夢選手も完全移籍で加入しています。伊東選手にとっては、馴染みのある環境で、再び高いレベルでプレーできるチャンスとなります。

9月には日本代表の北米遠征が控えており、まだ完治していないという左足首の状態が懸念されますが、伊東選手は「結果を残している人がまた呼ばれると思う。試合に出て活躍したい」と意欲を燃やしています。新しい環境で再び輝きを放ち、2026年のW杯北中米大会出場を目指していくことになりそうです。

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