サッカー日本代表前キャプテンの吉田麻也選手が報道ステーションで内田篤人氏のインタビューに応え、日本代表が史上最強である理由とその強さを象徴する選手について語りました。この記事ははその具体的内容と筆者の銀あしの感想を記してあります。
MC内田篤人氏によるサッカー日本代表前キャプテンの吉田麻也選手へのインタビ ューが実現
2025年1月8日・月9日(木)22:00~の報道ステーションの対談企画の後編で、サッカー日本代表前キャプテンの吉田麻也選手がMC内田篤人氏のインタビューに答えました。
去年から始まった北中米ワールドカップアジア最終予選。日本代表は6試合で22得点。ここ まで5勝1分けとワールドカップ市場が目前に迫っています。
そのメンバーのほとんどが 吉田選手とカタールワールドカップを戦ったメンバー。
首位を独走している日本代表がな ぜこんなに強いのか?吉田選手は、主に史上最強とも言われるその理由とその強さを象徴する選手について語りました。
本日1月8日21:54~23:10 テレビ朝日、報道ステーションで内田先輩と語ります!是非!@hst_sports pic.twitter.com/XwmUBhN4EP
— MAYA YOSHIDA (@MayaYoshida3) January 8, 2025
吉田選手が語る日本代表が史上最強である理由
内田氏「今の日本代表強いですよね。こうなるなって思ってました?」
吉田選手「まあなってほしいとずっと思ってました。
そうなるべきだと思ってたし、一番 なってほしいのは、その選手たちが日々、日常の中で世界的に有名な選手たちと対峙して ワールドカップだからよしいくぞじゃなくて、その日常の延長にワールドカップがあるっていう環境に身を置くっていうのが大事だと思います。」
‘25年1月9日現在ヨーロッパ最高峰の舞台チャンピオンズリーグに過去最多12人の日本人が参戦しています。しかも世界トップレベルでプレーしているだけではありません。
吉田選手「そこに慢心することなく、さらにそのもともと日本人の良さの犠牲心だったり、 協調性をプラスができたら。それってどこのチームもやれてないと思う。
それはもう、どんなビッグクラブでもそこの両方を兼ね揃えているのはほとんどないと思うから、この色を出しているのがベストだなと僕は思いますね。」
吉田選手が語る日本の強さを象徴する選手は?
その日本の強さを象徴する選手がいると吉田選手は言います。
吉田選手「思うのは、(三笘)薫がやっぱそういう引き上げると思うんだよね。
薫がイギ リス行って。俺も試合見てて、伊東純也君と堂安(律)もそうなんだけど、薫もあそこの守備の強度がすごいんですよね。そこの強度を多分、自分に課してると思うんだよね。代表戦とか見てても全然戻る必要ないの正直。」
プレミアリーグで活躍する三笘薫選手。
世界トップレベルのドリブル突破で攻撃を引っ張 る選手です。その三笘選手が最終予選ではディフェンス、ディフェンス。ディフェンス。
攻撃的なポジションでも献身的に守備をしています。この犠牲の心が日本の良さでチーム のレベルを引き上げていると吉田選手は見ています。
吉田選手「それを見ると、純也とか律とかが、やっぱ薫がね結果を出してるからさ。
それに追いつけ、追い越せで、自分もそこにトライするっていうのがスタンダードになってる 気がする。まあ、俺はなんかそんな気がするな。もし正解だったら薫、教えて(笑)。
インタビュー後の内田篤人氏の見解
内田氏「三笘選手の名前が出ました。守備についてですけれども、まあそもそも攻撃のキーマンで、守備の強度の高い選手、なかなかいないんですよ。
まあ、皆さんご存知のメッシやネイマールとか、守備はもうある程度オッケーで免除されています。
ここを認め、 三苫選手が頑張ることによってチーム全体のレベルがグッと上がるとなる。そこはやっぱり彼も意識していると思います。」
インタビューの感想
三笘選手を守備で高い評価をしてるのが、ディフェンスを重視する前日本代表キャプテンF吉田麻也選手(DF)らしい視点ですね。
日本がアジアで韓国・イランより抜きん出ているのは、今の代表の攻撃陣は確かに誰も守備さぼらないところも大きいと思います。
攻撃の選手が守備を頑張るとチームとしての一体感が増すと思われます。
また、日本代表の良い伝統として元日本代表の岡崎慎司選手の守備をさぼらない献身的なプレーなどがもともとあったとも思われます。
そして、「日本人でも1対1でどんどん勝っていける!」と遠藤航選手や伊東純也選手が課題だったデュエルという面で、日本代表のレベルを引き上げてくれました。
その上で、三笘薫選手は「スピードだけじゃなくテクニックやパスの上手さも必要で、守備力だけじゃなく攻撃力も兼ねそろえてる総合力必要があるんだ」という証明をしているように思います。
さらに、そういった個の成長に加え、森保監督が、元日本代表の名波浩コーチ・前田遼一コーチや、新たにコーチとして加わった長谷部誠氏の意見を参考にしながら、長期政権の一貫性のメリットを活かしつつ、監督として成長されていることが現在の強さの要因ではないかと思われます。
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