日本代表FW古橋亨梧選手がセルティックからレンヌへ完全移籍し、2月2日に行われたリーグ・アン第20節でストラスブール戦に先発出場しました。この記事ではその試合の内容と古橋選手の活躍の様子を記しました。
レンヌ・デビューの古橋亨梧選手の移籍契約内容と移籍金は?
古橋選手は1月27日にスコットランドリーグのセルティックから完全移籍。契約期間は2027年6月末までの2年半で、移籍金は約1200万ユーロ(約19億5000万円)。
移籍直後のスタメン入りの発表に、ファンからは
「即スタメンかよ」「激アツ過ぎる」「いきなりゴール奪っちゃおう」
といった期待の声が上がっていました。
セルティックで85得点を記録した古橋が、フランスの地でどのような活躍を見せるのか試合開始前から注目が集まっていました。
レンヌの最近のチーム状況
レンヌは、前節終了後に古橋選手の加入に加え、ホルヘ・サンパオリ前監督からアビブ・ベイェ新監督への交代が発表されるなど、激震の1週間を過ごしました。
リーグ戦4連敗中と苦境に立たされていたレンヌは、ホームで迎えた9位ストラスブールとの対戦で新体制初勝利を目指しました。
この試合は、クラブの再出発を象徴する重要な一戦となり、古橋選手のデビューもあって、ファンの期待が一層高まっていました。
古橋亨梧選手の背番号とパーフォーマンスは?
古橋は背番号7をつけ、3-4-3の最前列で、66分までプレーし、果敢な動き出しと積極的なポジションチェンジを見せました。
試合序盤からプレッシャーをかけ、ボールを呼び込む場面もありましたが、加入後間もないためか連携面では課題が見られました。
古橋選手は、前半終盤にかけていくつかの見せ場を作り、サポーターに存在感を示しました。
まず42分、右サイドから上がったハンス・ハテブールのクロスに素早く反応し、ゴール前に飛び込みました。
しかし、惜しくもタイミングが合わず、ボールをゴールに押し込むことはできませんでした。
そして、このプレーは最終的にハテブールがオフサイドポジションにいたと判定され、得点には至りませんでした。
その直後、古橋選手は再びチャンスを迎えます。
アルノー・カリムエンドからの正確なパスを受け、ボックス手前から右足を振り抜きました。
このシュートはドライブ気味の回転がかかり、鋭くゴールを狙いましたが、惜しくも枠を捉えることはできませんでした。
試合結果と今後への期待
試合は一進一退の展開が続きましたが、89分にリュドヴィク・ブラスのゴールでレンヌが先制し、そのまま試合終了。
レンヌは1-0でストラスブールを下し、リーグ戦の連敗を4で止めました。
この結果、新体制初陣での勝利となりました。
古橋選手にとっては顔見せ程度のデビュー戦となりましたが、その果敢な姿勢と動きから、今後の活躍が期待されます。
次節以降、さらなるフィットと得点への貢献が注目されます。
レンヌでの初勝利を喜ぶ古橋亨梧🇯🇵🇫🇷👏
📸@staderennais pic.twitter.com/Wesg195NqD
— Fooootest(サッカーブログ) (@Fooootest) February 2, 2025
フランスメディアの評価
フランスのサッカー専門メディア『Get French Football News』は、古橋亨梧選手のリーグ・アンデビュー戦のパフォーマンスについて、チーム内で最も低い評価となる「4点」をつけました。
記事内容では、
「古橋選手は前線から積極的にプレスをかけようとしていましたが、相手選手にマークされ、思うようにプレーできませんでした。セルティックで活躍したストライカーという期待を背負っていましたが、この日は枠内シュートを打つことができず、66分に交代となりました。」
と厳しく評価しています。
この試合のスターティングメンバー
スタッド・レンヌFC
- GK: ブライス・サンバ
- DF: アルノー・トラファート、ロラン・ブラシエ、クリストファー・ウー
- MF: ディディエ・シセ、ジャン・ジェームズ、ロラン・アシニョン、ハンス・ハテブール
- FW:古橋亨梧、ルドビク・ブラス、アルノー・カリムエンド
RCストラスブール
- GK: アルバン・ラフォン
- DF: ルーカス・ペラン、マキシム・ル・マルシャン、ジャメル・シルヴァニ
- MF: ジエゴ・モレイラ、イブラヒム・ソウ、ジャン=リック・アウルシッチ、フレデリック・ジルベール
- FW: ケビン・ガメイロ、エマニュエル・エメガ、モルガン・サンソン
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