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フライブルグ堂安律選手が今季10ゴールの大台に到達!圧巻のボレー弾を決める

ブンデスリーガのフライブルク所属MF堂安律選手が5月17日、リーグ最終節のホーム・Eフランクフルト戦で前半27分に今季10ゴール到達となる先制点を挙げました。この記事ではこの試合での攻守両面の活躍について記しています。

今季10ゴールの大台に到達

現地時間5月17日、ブンデスリーガ第34節が行われ、フライブルクはホームでフランクフルトと対戦しました。この大一番で、日本代表MF堂安律選手が輝きを放ちました。前半27分、チームに先制点をもたらす見事なボレーシュートを決め、今季リーグ戦10得点目をマークしました。

ゴールシーンはまさに圧巻でした。左サイドからのロングスローをギンター選手がニアで頭でそらし、ファーサイドで構えていた堂安選手が左足のダイレクトボレーでゴールネットを揺らしました。難しい体勢からのシュートでしたが、彼は冷静にボールをミートさせ、見事に得点を奪いました。

このゴールにより、堂安選手は日本人選手として史上7人目となる、欧州5大リーグでのシーズン二ケタ得点を記録する快挙を成し遂げています。

SNSでも大反響

堂安選手のゴールには、ファンや解説者からも驚きと称賛の声が寄せられました。特に、右サイドハーフというポジションからの10ゴールという数字は非常に価値があり、

  • 「勝負強すぎる」
  • 「サイドハーフなのにえぐい」
  • 「思い切りが素晴らしい」

など、SNS上では彼の攻撃センスと勝負所での決定力を高く評価するコメントがあふれました。

また、欧州5大リーグでの日本人のシーズン二ケタ得点が今季3人(堂安律選手、中村敬斗選手、町野修斗選手)に達したこともあり、「日本サッカーの新時代の到来」とする声も多く上がっています。堂安選手の活躍は、まさにその象徴的な存在といえるでしょう。

守備でも献身的プレー

堂安選手が称賛されているのは、ゴールという派手な結果だけではありません。この試合でも、持ち前の献身性を発揮し、守備面での重要なプレーを見せました。

前半18分、フランクフルトの速攻に対し、堂安選手は全力スプリントで自陣まで戻り、アルジェリア代表MFシャイビ選手のクロスをスライディングでブロック。もし通っていれば決定機となる場面を体を張って防ぎました。この場面では観客から拍手が起こり、ABEMA視聴者からも

  • 「献身的な守備がすごい」
  • 「ドゥーアンカット」

といった声が多数寄せられました。

実際に今季、堂安選手はタックル成功数でリーグ6位となる66回を記録しており、これは攻撃的ポジションの選手としては異例の数字です。攻守両面でチームに貢献するその姿勢は、現代サッカーにおいて極めて貴重な存在であることを示しています。

ビッグクラブからの関心

残念ながら、試合はその後フランクフルトに3点を奪われ、1-3で逆転負け。フライブルクは5位でシーズンを終え、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃しました。来季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)への出場となります。

しかし、堂安選手個人としては非常に充実したシーズンとなりました。こうしたパフォーマンスを受け、ドイツ国内の強豪クラブであるドルトムントやフランクフルトが彼の獲得に関心を示していると報じられています。去就について、本人は「正直に言うと、まだ決めていない。今後のことは考えているが、現時点では何も決まっていない」とコメントしています。

一方で、「ファンの方々が本当に温かく接してくれて、ここがとても居心地が良い」と、フライブルクへの愛着もにじませており、今後の動向に大きな注目が集まっています。

日本サッカーの進化

堂安選手の今季10ゴールという記録は、日本サッカーの歴史にとっても大きな意味を持ちます。これまで欧州5大リーグで二ケタ得点を記録した日本人選手は数えるほどしかおらず、同一シーズンに3人が達成するのは史上初です。

プロリーグ発足から30年余り、日本の選手たちは技術や戦術理解、フィジカル面で着実に成長を遂げてきました。堂安選手のように、攻守にわたりチームを支える選手が欧州の舞台で高く評価されるようになったのは、日本サッカー全体の進化の表れであるといえるでしょう。

ワールドカップイヤーに向けた去就

来季はワールドカップが開催される重要なシーズンとなります。日本代表の主力として期待される堂安選手が、どのクラブで新シーズンを迎えるのかは、今後のキャリアに大きく影響を与える選択となります。

フライブルクでの居心地の良さを重視するのか、それともCLの舞台を目指してさらなるステップアップを図るのか――。堂安律選手の動向は、今後の日本代表や欧州移籍市場においても、最大の注目トピックのひとつといえるでしょう。

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