年内最終戦でスタメン落ちしたレアル・ソシエダ久保建英選手の移籍先候補は?~冬移籍の最新情報(’24年12月24日)

現地2024年12月21日に行なわれたラ・リーガの第18節で年内対セルタ最終戦でスタメン落ちしたレアル・ソシエダ久保建英選手。久保選手を擁するレアル・ソシエダの現状、そして久保選手自身の置かれている状況は、多くのファンや関係者の間で様々な議論を呼んでいるようです。この記事では、久保選手の現状と今後の移籍の可能性について探っていきます。

セルタ戦での不可解な起用とファンの不満

レアル・ソシエダは現地12月21日に行われたラ・リーガ第18節で、セルタとアウェーで対戦し、0-2で完敗を喫しました。この2024年最終戦で、攻撃の中心を担う久保選手はまさかのベンチスタートとなりました。

チームが前半で2点をリードされる展開となってもなかなか投入されず、ようやく出番が回ってきたのは64分でした。しかし、ポジションは得意の右ウイングではなく左ウイングで、持ち味を発揮することができませんでした。イマノル・アルグアシル監督のこうした不可解な采配に対し、ファンからは以下のような不満の声が上がっています。

  • 「久保の移籍を願います」
  • 「久保くん出るの遅いし、左に配置されるのは不可解」
  • 「久保をスタメンから外したり右サイドではなく左サイドで使うのは絶対にやってはいけないこと。これを同時にやるんだからゲームになる訳がない」
  • 「久保は左で使われるは、パス回ってこないわ、ロングボールが飛び交うわで酷い使われ方だった。イマノル監督の意図がわからない」
  • 「早く移籍しましょう。残りのリーグは長いし体力の温存などで前半ベンチとかならまだ許せますが左サイドに後半起用するのは謎すぎます」
  • 「キャリアのために移籍した方がいいです。レアル・ソシエダにいるくらいなら、サウジアラビアの方がマシです。」
  • 「久保のクオリティは高く、チームで圧倒的に1番うまい。絶対にコンディション不良じゃないね。なのにベンチスタートで左で起用とは!」
  • 「試合出れないならレアル・ソシエダにいる意味ない」
  • 「冬に移籍するのか?そうじゃないとイマノルの采配理解できない」
  • 「使われ方含めて、監督からここまで意味不明な采配されると、もう1月移籍でも良いんじゃないかと思う」

これらの声からも、ファンが久保選手の現状に強い不満を抱いていることが分かります。

久保選手の移籍先候補と冬の移籍の可能性

久保選手の移籍に関する報道は連日スポーツニュースで取り上げられており、以下のような移籍先候補が挙がっています。

  • レアル・マドリードへの復帰
  • リバプール(プレミアリーグ)
  • アトレティコ・マドリード

中には、「今年の冬のマーケットでの移籍も急転直下ありうる」という情報もありますが、久保選手は2029年6月末までレアル・ソシエダとの契約が残っており、6000万ユーロ(約98億円)という違約金を支払い、本人が合意すれば理論上は移籍できますが、冬の移籍は緊急的な場合がほとんどです。そのため、冬の移籍は現実的ではない可能性が高いと言えるでしょう。しかし、今シーズン終了後の移籍は十分に考えられます。

レアル・ソシエダOBの証言と久保選手の存在感

レアル・ソシエダOBからも、久保選手の将来について以下のような意見が出ています。

  • 「タケは長くとどまらないだろう」
  • 「タケはすでにレアル・ソシエダにとって重要な選手だ。少しでも長くレアル・ソシエダでプレーしてほしい。だけど、このままいけば経済的により裕福なクラブからのオファーがくるかも」
  • 「7000万ユーロ(約114億円)でプレミアリーグのニューカッスルに売却したアレクサンデル・イサクのようになってほしい。そのなる可能性は高いと思います。」

これらの証言からも、久保選手がレアル・ソシエダにとって非常に重要な選手であり、将来的にビッグクラブへの移籍が有力視されていることが分かります。

今シーズン、久保選手の存在感は増しており、攻撃は明らかに久保選手中心となっています。ラ・リーガでもヨーロッパリーグ(UEL)でも、敵の脅威となっており、多くのクラブが関心を持つのは当然と言えるでしょう。

久保選手の移籍先として最適な場所は?

久保選手の移籍先として、様々なリーグやクラブが候補に挙がっていますが、それぞれの特徴を踏まえると、以下のような考察ができます。

セリエA

インテンシティを売りにした選手には悪くないリーグ環境ですが、久保選手のようにコンビネーションで解決する選手は能力を全開にできない可能性があります。

リーグアン(パリ・サンジェルマン)

パリ・サンジェルマンの噂もありますが、多国籍軍でチームスタイルが根付いていないため、監督や主力選手の入れ替えが激しく、得策ではないでしょう。また、リーグアンはラ・リーガやプレミアリーグよりレベルが落ちるため、高いレベルでの競争で飛躍するきっかけはつかみにくいと言えます。

ブンデスリーガ

バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、レバークーゼンは候補となり得ますが、ラ・リーガと比べるとリーグ全体のスペクタクル性は落ちます。

ラ・リーガ

レアル・マドリード、FCバルセロナ、アトレティコ・マドリードが候補となりますが、それぞれの状況を考えると、最適な選択とは言えないかもしれません。

プレミアリーグ(リバプール)

クラブとしての色合いを持ち、攻撃的なサッカースタイルを信奉しており、久保選手がフィットする可能性はあります。しかし、日本人選手が相次いで不遇をかこっていることや、プレミアリーグ特有のスピード、パワーへの適応が懸念点として挙げられます。

これらの考察を踏まえると、久保選手にとって最適な移籍先は、クラブのスタイル、自身のプレースタイル、そして成長環境などを総合的に考慮して慎重に選ぶ必要がありそうです。

アトレティコ・マドリードからの関心報道の真相

最近、アトレティコ・マドリードのディエゴ・パブロ・シメオネ監督が久保選手を欲しがっているという報道が頻繁に取り上げられていますが、実際にレアル・ソシエダの番記者やサポーターに確認してみると、誰もその報道を知らなかったという情報もあります。

番記者の一人は、「リバプールやほかのプレミアクラブの話は聞いたことがあります。しかし、アトレティコ・マドリードが狙っているという報道は初耳ですね」と述べています。しかし、その番記者は久保選手の実力を高く評価しており、シメオネ監督のサッカーにも十分にフィットすると考えているようです。

他の番記者は、「久保選手は守備において多くのボールを争って奪い、リトリートもできるハードワーカーなので、おそらくシメオネのサッカーにも適合すると思われます。彼は名手で、ラ・リーガのどんなチームでもレギュラーになれる可能性があります。アトレティコでもスタメンを張れるポテンシャルがあります。アントワーヌ・グリーズマンやフリアン・アルバレス、以前の同僚アレクサンデル・セルロートらとの相性はいいと思われます。」と述べています。

2025年、久保選手はターニングポイントを迎える

久保選手の去就は、毎年の恒例行事となっていますが、それは彼が年々パフォーマンスを高め、優れた結果を残し続けているからです。2025年、久保選手はキャリアにおいて重要なターニングポイントを迎えることになると思われます。どのような選択をするのか、今後の動向に注目が集まります。

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