アンデルレヒト後藤啓介選手がEL初ゴールで、移籍後の公式戦連発。その動画と詳細!

ベルギー1部アンデルレヒトに所属する19歳のFW後藤啓介選手が、UEFAヨーロッパリーグ(EL)で衝撃的なデビューを飾りました。現地時間1月30日に行われたELリーグフェーズ最終節、ドイツ1部のホッフェンハイム戦で、後藤選手は途中出場すると、シュートを決め、EL初ゴールを記録しました。このゴールは、公式戦2試合連続ゴールとなりました。

圧巻のELデビューゴール・わずか1分で決めた決定力

ベルギー1部アンデルレヒトに所属する19歳のFW後藤啓介選手が、UEFAヨーロッパリーグ(EL)で華々しい初ゴールを決めました。

現地時間1月30日に行われたELリーグフェーズ最終節、ドイツ1部のホッフェンハイムとの一戦で、後藤選手は後半33分に途中出場。

そのわずか1分後、あざやかな反転ターンから右足でシュートを決め、EL初ゴールを飾りました。

このゴールは、公式戦での2試合連続ゴールでもあり、後藤選手の成長ぶりを示す象徴的な瞬間となりました。

試合はアンデルレヒトが3-4で惜しくも敗れましたが、彼の存在感は確実にファンとチームに強い印象を与えました。

短期間での急成長・ジュビロ磐田から欧州の舞台へ

後藤選手は2024年1月、ジュビロ磐田からアンデルレヒトのリザーブチームであるRSCA Futuresへレンタル移籍。

その後、完全移籍へと切り替わり、わずか数週間でファーストチームデビューを果たしました。

1月16日のクロッキー・カップ、ロイヤル・アントワープ戦でファーストチームデビューを飾り、19日にはジュピラー・プロ・リーグでリーグ戦デビュー。

そして26日のメヘレン戦でトップチーム初ゴールを記録しました。

その勢いは止まることなく、30日のホッフェンハイム戦でのELデビュー戦でも得点。

公式戦での連続ゴールは、彼のストライカーとしての素質と適応力の高さを証明しています。

魅せた技術と冷静さ・ファンの称賛の声

後藤選手のゴールシーンは、左サイドからの攻撃の流れの中で生まれました。

ニルソン・アングロ選手が仕掛け、マイナスのパスを受けたマリオ・ストロイケンス選手が放ったシュートは相手DFに当たってこぼれ球に。

しかし、後藤選手はそのボールを巧みにコントロールし、相手DFを背負いながらも冷静にゴールキーパーの逆を突いてニアサイドへ鋭いシュートを決めました。

このゴールに対して、ファンからは

  • 「二戦連発すごい!」
  • 「素晴らしいゴール」
  • 「技あり」
  • 「日本代表の未来は明るいな」
  • 「このタイプが出てくるとは」
  • 「どこまで成長していくんだ」
  • 「体の使い方がうますぎる」
  • 「ものすごいストライカーっぽい得点」
  • 「特徴とうまさを活かし切ったゴール」
  • 「代表に呼んで欲しいですね」

といった称賛の声がSNS上で相次ぎました。後藤選手の冷静な判断力と的確な技術が、多くのサポーターの心をつかんだ瞬間でした。

これからの成長に期待

試合はアンデルレヒトが後半42分にも追加点を挙げ、1点差に迫るも3-4でタイムアップとなり、惜しくも敗戦。

しかし、後藤選手にとってはヨーロッパの舞台で自信を深める貴重な試合となりました。

ラウンド16のストレートインは逃しましたが、アンデルレヒトはプレーオフに進出します。

19歳という若さでこれほどのインパクトを残す後藤選手。

日本代表への期待も高まる中、今後のさらなる活躍が楽しみです。どこまで成長していくのか、その未来に目が離せません。

後藤啓介選手の特徴・プレースタイル

フィジカル

後藤選手は、191cmの恵まれた体格を生かしたポストプレーや高い決定力が魅力の大型FWです。しかし、彼の武器はそれだけではありません。

スピード

少年時代の陸上競技経験で培われた抜群のスピードも持ち合わせています。

テクニック

ボランチやセンターバックの経験で磨かれた足元の技術も光ります。

まさに強さ、速さ、うまさの三拍子そろった、現代サッカーにおいてFWに求められる能力を兼ね備えた選手と言えるでしょう。そのプレースタイルは、194cmのFWハーランド(マンチェスターC)をも彷彿とさせます。

ベルギーでの成長

昨年1月にジュビロ磐田からアンデルレヒトへ期限付き移籍し、当初は対応に苦しみながらも、徐々にアジャストしてみせました。

「ベルギーの特徴はボールを奪ってからも、奪われてからもゴールまでが速い。日本だとバックパスやつなぎで攻撃を遅らせることもあるけど、ベルギーは奪ったら、一気にゴールへ向かう攻撃が多い。慣れるまでは苦労したけど、慣れてからは結果もついてきた。環境への適応が結果につながったと思う」

と語っています。

「はたちの誓い」と将来への展望

今年20歳を迎える後藤選手には、25年中にかなえたい目標があります。それは、A代表入り。

「森保監督が招集してくれれば、自分は準備ができている。メンタル的にも、いつでも呼ばれていい。あとは呼んでもらうだけ」

と堂々と宣言しています。

28年ロサンゼルス五輪世代のエース候補として、今年中のA代表デビューを目標に掲げ、26年W杯経由で五輪行きを目指すことを誓っています。

背番号42へのこだわり

背番号はこだわりの強い「42」。

中学3年時に磐田のトップチームで、清水との練習試合でゴールを決めた時の背番号です。

以降、「よに(世に)出る」との思いも込めて、背番号は42番と決めているそうです。

ロス世代の海外組

28年ロサンゼルス五輪を目指す世代は既に海外組が多く、後藤選手を筆頭にFW道脇豊選手(ベルギー2部ベベレン)やFW塩貝健人選手(オランダ1部NECナイメヘン)、DF小杉啓太選手(スウェーデン1部ユールゴーデン)が海を渡って活躍中です。

後藤啓介(ごとうけいすけ)選手のプロフィール・経歴

プロフィール

  • 生年月日: 2005年6月3日
  • 出身地: 静岡県
  • 身長/体重: 191cm/ 70kg
  • 利き足: 右
  • ポジション: FW(フォワード)
  • 現所属: ベルギー1部 RSCアンデルレヒト
  • 背番号: 42

経歴

所属

ジュビロ磐田U-15→ジュビロ磐田U-18→ ジュビロ磐田→RSCアンデルレヒト(ベルギー)

代表

  • 2024年:U-19日本代表
  • 2022年:U-18日本代表
  • 2022年:U-17日本代表
  • 2020年:U-16日本代表
  • 2019年:U-15日本代表

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