ブライトン三笘薫選手が2年連続でクラブ年間ベストゴール賞を受賞!そのゴール動画と受賞インタビュー動画とは?

ブライトン所属の日本代表MF三笘薫選手が、現地時間5月7日に、昨季に続いて2年連続「クラブ年間ベストゴール賞」を受賞しました。この記事ではその詳細な内容を伝えるとともに受賞を記念するゴール動画と受賞インタビューの動画も掲載しています。

圧巻のゴールで2年連続の栄誉

イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫選手が、現地時間5月7日に行われたクラブの年間表彰式において、昨季に続いて「クラブ年間ベストゴール賞」を受賞しました。この快挙は2年連続での受賞となり、日本国内のみならず、海外でも大きな話題を呼んでいます。

受賞の対象となったのは、2月14日に行われたプレミアリーグ第25節、チェルシー戦での鮮烈なゴールです。この一撃は「ゴラッソ」として称賛され、月間ベストゴールにも選ばれました。

ファンや専門家からは「まるでメッシのようだ」との声も上がるなど、その芸術的な完成度が高く評価されています。

魔法のトラップと完璧フィニッシュ

ゴールシーンは、まさに一瞬の魔法のようでした。前半27分、ブライトンのGKバルト・フェルブルッヘン選手が放ったロングフィードを、三笘選手は見事なトラップで足元に収めます。背後から飛んできたボールを右足の甲でピタリと止めると、続けて2タッチ目、3タッチ目で巧みにボールを右に運び、マークに来たDFを一瞬でかわしました。

そして4タッチ目。ペナルティエリアの手前から、右足インサイドで巻いたコントロールシュートを放ち、ボールは美しい弧を描いてゴール右隅に吸い込まれました。難敵チェルシー相手に決めたこの一撃は、まさにキャリアを象徴するゴールとなりました。

仲間への感謝

表彰式に出席した三笘選手は、受賞スピーチで「このゴールはキャリア最高のゴールの1つです。特に感謝したい選手がいます。それはGKのバルト(フェルブルッヘン)です。素晴らしいフィードでした。本当にありがとう」と語り、正確なロングパスを供給した守護神への感謝を改めて表しました。

また、「昨季のベストゴールと今回のゴール、どちらを選ぶか?」との質問に対しては、「今回のゴールを選びます」と迷いなく回答。「正直、もう一度同じゴールを決めるのは難しいかもしれません。でも今回決めることができて、とても嬉しいです」と語りました。

昨年のベストゴールとは?

ちなみに、昨季の受賞ゴールは、ウォルバーハンプトン戦で見せた驚異のドリブル突破でした。左サイドから持ち上がると、寄せてくるDFを次々にかわしてペナルティエリア内へ侵入。巧みなステップワークでディフェンス陣を翻弄し、最後は冷静にネットを揺らしました。

しかし、三笘選手自身が「今回の方がキャリア最高のゴールの一つ」と語ったように、今季のチェルシー戦での一撃には、それを上回る芸術性と難易度が詰まっていたといえるでしょう。

英メディアやSNSで反響

ブライトンの公式X(旧ツイッター)では、このゴールの映像が「何度見ても美しい。魔法のようなタッチとフィニッシュ」と紹介され、多くのファンが絶賛のコメントを寄せました。

SNS上では、「何度見ても魔法!」「真似できるレベルじゃない」「2年連続で受賞なんてエグすぎる」といった声が溢れ、三笘選手の技術の高さと冷静さが改めて再評価されるきっかけとなりました。

韓国メディアも報道

この受賞は隣国・韓国でも大きく取り上げられ、メディア『Daily Sports』は「日本の大ヒット。三笘がソン・フンミンと同じ道を歩んでいる」と称賛しました。

同記事では「三笘のゴールはメッシにも例えられるほどクレイジーなものだった」と驚きをもって伝えており、日本人選手の世界的な評価の高まりを象徴するニュースとなりました。

さらに、年間最優秀ゴールが「芸術性の高いゴール」であることが多い中、三笘選手が難易度の高いプレーで得点を決める能力に秀でていることが強調されていました。

ファンに感謝

三笘選手は、ブライトンや日本のファンへの感謝の気持ちも忘れません。

「現地のブライトンファンも、日本のファンも、いつも本当に素晴らしいサポートを送ってくれています。アメックス・スタジアムでプレーするたびに、その熱量を感じています」と語り、ファンの存在が自身のプレーの原動力になっていることを明かしました。

目指すは二ケタ得点と順位アップ

三笘選手の今季プレミアリーグでの得点数は現時点で9点。直近のニューカッスル戦はかかとの負傷により欠場しましたが、残る3試合で二ケタ得点の達成も視野に入ります。

クラブの現在の順位は10位。1つでも上位を目指し、シーズン最後まで彼の活躍が期待されます。

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